立春大吉
夏の果て
今晩 五山の送り火が行われました。
久しぶりに美しい大の文字が夜空に浮かび、手を合わせてご先祖をお見送りです。
直前迄すごい雷雨でしたのに、点火直前にすっかり止み、神様仏様はおられるなぁと実感。
送り火が終わると空気が入れ替わり、白川では虫の声。
夏の果て、そして秋の気配の今宵です。
祭りの後
一月に及ぶ長い祇園祭も、7月31日の疫神社の茅の輪くぐりで全ての神事を終了し、3年振りの山鉾巡行、神輿渡御と祭りの有難さを改めて感じた7月となりました。
江戸時代から196年ぶりに24日の巡行に参加した鷹山、また28日の神輿洗いの行事に伴い、江戸時代から絶えていた祝い提灯行列の神振奉納の再開と嬉しいニュースも相次ぎ、改めて人と人、街のつながりを実感しました。
祭りの後、ほっとしつつもどこか寂しい八月のはじまり。夏も折り返し地点です、どうぞこの先もご自愛頂き健やかな日々をお過ごし下さい。
御旅所
昨日17日、お天気にも恵まれ山鉾巡行、そして素戔嗚 ( すさのを) をはじめとする三柱が乗られた三台の御神輿の渡御が行われ、今四条寺町の御旅所に鎮座されています。
間近で見る御神輿さまは神々しい!
23日迄、19時から21時頃の間お囃子が鳴り響き、気分も上がりますよ。
疫病退散の願い、叶えて下さいますように。
祇園囃子
宵山の夜に祇園囃子が響き、3年ぶりの晴れやかな祭りの時を迎えました。
八坂神社の須佐之男命がご祭神の祇園祭は、神泉苑での疫病退散の祈りから始まりました。
今年はその神泉苑の御神水を八坂神社の井戸に注ぎ、霊力の高まった御神水を色々な所で使っておられるそうです。
今日は山鉾巡行、神輿渡御が行われます。
京都の特別な1日、皆様に須佐之男命の御加護がございますように。
福は内
今日は節分。
白梅の玄関にも柊に鰯。
ちょっと怖いですよね。鬼も嫌がる訳です。
豆を歳の数、と言ってもたくさんすぎるので
十の位と一の位を足した数頂きます。
節分の名前の通り節を分ける、昔は今日が大晦日。
旧年と新年の隙間に鬼が入ってくる、と信じています。
確かに隙間って何だか怖いですよね、ふすまが少しだけ開いていたりすると鬼が覗いていそう。きちんと閉めなさい、と祖母によく言われたものです。
お料理も鰯の梅煮や恵方巻きが加わって、準備万端、鬼には退散してもらいましょう。